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エディブル・スクールヤード  新刊

学校を食べちゃおう!

エディブル・スクールヤード

これこそ食育!カリフォルニアの荒んだ中学校を立て直した、おいしい「庭」の物語。

著者 アリス ウォータース
ジャンル 文芸・随筆 > ノンフィクション
株式会社コンパッソ
出版年月日 2015/03/10
ISBN 9784839311711
判型・ページ数 B5・80ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

カリフォルニアで人気の地産地消型オーガニックレストランを経営する著者は、元々教育者でもあった。

自宅から職場への通り道にある中学校はお世辞にも良い環境とはいえず、予算もなく荒れた校舎を見るたびに、著者は心を痛めていた。

また著者は、地域の空き地を見つけるたびに「ここが畑にできたらレストランの新しい仕入れ先になるのに」とも考えていた。ある日その考えに興味をもった新聞記者が取材に訪れ、熱心な記者の質問に答えるうちに、つい著者はあの荒れ果てた中学校のことを悪い例としてあげてしまい、それが記事になってしまった。

「悪い例が、この近所にある中学校よ。見てくればいいわ、その学校の敷地がどんな使われ方をしているかを。世の中のあらゆる矛盾の吹きだまりのようなところで子供たちは勉強しているのよ」

記事を読んだ中学校の校長は、学校を改革しようと努力している最中であったこともあり、著者に手紙を送ることにした。「もしよければ何をどうしたらいいか、一緒に学校を見ながら考えていただけませんか?」と。そこから学校の改革がはじまる・・・・

 

 1995年、カリフォルニア州バークレー市立マーチン・ルーサー・キング・ジュニア中学校ではじまった「エディブル・スクールヤード」プロジェクトは、学校を地域の食ネットワークの輪の中に位置づけようという発想から生まれた。アスファルトで覆われた1エーカー(1224坪)の敷地を生徒とともに耕すことからはじまり、生徒が増え過ぎ手狭になったため封鎖された古いカフェテリアを改装し、学校の中核をなすコミュニケーションと学びの場とした。学校の生徒たちは近隣の農家が育てた素晴らしい食材を給食やカフェテリアで楽しむことができ、またそれは地域の農家にとっては大きな経済的メリットにもなる。

「エディブル・スクールヤード」プロジェクトは、学校と市民が協力して運営されている。学校の教師、保護者、庭師、カフェテリアで働くシェフ、アーティスト、地元企業などが一丸となってプロジェクトに関わり、その成功は全米に影響を与えている。

本書は、この「エディブル・スクールヤード」の立ち上げ当初の様子を、失敗談も交えて描いている。指導者の導き方次第で、子ども達の学校農園への取り組み方は変わってくる。また、大人が気にもとめない小さなきっかけで子ども達が自信をもてたり、夢中になることもあった。関わった人々の様々なエピソードに中に、このプロジェクトが成功した理由が散りばめられている。

子ども達が草花が咲き乱れる庭や畑・カフェテリアで見せる生き生きとした表情をとらえた写真を多数掲載し、美しい写真集のような趣の1冊である。

 

エディブル・エデュケーション(食育)の理念

食べ物は一つの教育科目です

学校はすべての子供に給食を与えます

学校は農家を支えます

子供は実践から学びます

美しさは一つの言葉です

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