内容説明
中国文明を伝える漢字は、甲骨文から金文、小篆、隷書、楷書まで、それは社会の発展と変遷のはるかなる道を経てきた。漢字の始まりは、表意的な符号であった。1つ1つの漢字の形と意味からは、中国人の精神世界がうかがえる。
著者のセシリア リンドクィスト氏は、スウェーデンの有名な漢字学者である。本書では長年の研究を通して、漢字からあらゆる中国文明の発展と変遷までを述べている。著者は本書を完成させるために、何度も中国を訪れ、数多くの写真を撮り、中国の言語学者を訪ね、8年の歳月を経てようやくまとめ上げた。
本書は、水と山、野生動物、農業、酒と酒器など14の章節に分け、それぞれに関連するいくつかの漢字を分析し、漢字の中に見られる中国文明と漢字の成り立ちを解説した。世界8ヶ国で翻訳され、刊行数が85万部に達する名著である。
日本図書館協会選定図書。





